自分ブランドのショップを立ち上げたい人に朗報!! |
ご自分の企画ショップを計画されてるあなたにこっそり教えます
アパレル製品のできるまで・・・アパレルの流れの一例です
縫製工場の技術を伝授いたします。作品つくりにお役立てください。
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企画・サンプル作成・縫製仕様書・量産ネット塾
1) 企画から製品が出来上がるまで・・・一般的な流れ
2) アパレル用語解説
3) サンプル作成〜量産依頼まで
4) ファッションアパレルサンプル縫製手順
5) サンプル制作等参考料金
6) 工場生産縫製手順
7) 工場の量産できれいに仕上げる方法
8) 製作に必要な工場の設備
9) アパレル道場・縫製塾の紹介
10) 縫製工場にサンプル作成・量産を頼む時の注意点
▼ 著作権について
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1) 企画から製品が出来上がるまで・・・一般的な流れ
○ サンプル作成の一例
企画 → デザイン → パターン → 資材 → 裁断 → 縫製 → まとめ → 仕上げ
○ 工場生産の一例
受注 → 資材確認 → パターン確認・修正 → マーキング → 裁断 → 芯貼り → 先上げサンプル → 進行OK → 量産マーキング → 量産裁断 → 量産芯貼り → 芯貼り後の裁断 → サージング → 縫製ライン → まとめ → 仕上げ → 検査 → 発送
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2) アパレル用語解説 (九州の端の工場編)
※注 用語の使い方は各社マチマチですので、参考程度に留めておいてください。
仕様書
縫製指図書 |
仕様書は各メーカーにより、まちまちで厳格なメーカーほど、緻密な使用になっています。1ヶ所でも見逃すと、返品の対象となる重要なものです。
データを時間のある時にでも自分とこ用に、エクセル・ワード等で作ってみたいと思います。 |
工業用パターン |
通常の出来上がりパターンに縫い代の付いたものと考えれば早いが、その他、製品番号、どこの部位なのかとか何号サイズ合印、ステッチ指示、図描画、注意事項等が記入されさらに、左右全てのパターンが作成されており裏地、芯地のパターンまである。製図がわからない裁断士さんでも、工員さんでも、誰でも使えるように工夫されている。製品の出来を左右する心臓部とでもいいましょうか・・・ |
ファーストパターン |
名前のとおり最初のパターン。デザインが決まったらとりあえず引いて作ってみる |
ファーストサンプル |
使用する生地が高額なときには、安い生地(シーチング等)で代用して形をみてから実際の生地にて取り掛かる。サイズ、外観、生地の風合いデザイン修正、生地の収縮率、ダレ具合等も検討する。
”採用”になるか”没”になるかが決まる。 |
マスターパターン |
ファーストサンプルを元に修正する。特に伸び縮みのある生地の場合、収縮率のデータ分析をしてあんぶんしてパターンに反映させる事が失敗しないコツです。 |
グレーディング |
マスターパターンを元にサイズ展開していく。これは同比率でグレーディングするか数箇所に限ってグレーディングするかによってやり方が違いますので、デザイナー(発注者)の感性にたよるところです。 |
アパレルCAD |
自動製図機・・・使った事も見たこともないのですが、パソコンの画面上でディジタイザ入力した製図を操作し、大型印刷機で印刷します。自動マーキングで用尺計算もやってくれます。グレーディングなんかはらくらく出来る優れもの。 |
サンプル作成 |
マスターパターンで再び、量産と同じ状態で作成します。仕様、用尺、収縮率等確認するためにも重要ですから、必ず行います。 |
先上げサンプル |
数量が決まり量産体制にはいります。量産工場でサンプル作成していれば、裁断から1枚抜きして先上げ作成となるわけですが、そうでない場合は一枚裁ちして先上げ作成となります。 |
製品検査票 |
先上げ品の検査です。チェック項目がズラッ〜〜と並んでいますので、ひとつひとつチェックします。特に寸法にはシビアです。イタリー生地は不安定なので、特にパターンどおりの寸法にはなりません。パターン寸法と仕様書の寸法はちがいますので、両方にらめっこしながら、後は長年の勘にたよるしかありません。技術も経験も知識もない人がチェック表片手に検査してるときもあります。 |
洋服のリフォーム |
洋服のリフォームは工場生産より高度な知識が必要です。
オーダーシステム、量産システムはもとより、婦人服、子供服、紳士服、布帛製品からニット製品にいたるまで、全てを把握してないと務まりません。
工場でこれだけきれいに仕上げるスタッフたちにも簡単に出来そうですが、リフォームはさっぱりできないみたいです。 |
定番パターン |
定番の製品というのがありまして、たとえば、スーツのスカートの場合、数種類しかないメーカーもあります。そのときのパターンは使いまわしです。同じパターンを何度も使うという事です。
工場もその方がやりやすい。
1回しか使わないパターンもあります。
定番パターンは、きちんと作っておけば半永久的に使えます |
※その他分からないアパレル用語がありましたら他のサイトをお探しください |
3) サンプル作成〜量産依頼まで
○ デザインが苦手な方でも、市販品からデザイン変更ができます。
ご自分のデザイン画が一番なんですが、縫い見本は市販のものでもけっこうです。
その製品を元にこれより、股上・股下をどうするとか、ポケット位置を変更とかで、パターンを作成しますので、それでサンプル1枚作ってみます。
それが ファーストパターン です。
変更箇所があれば、修正して、もう1枚作ってみます。
それで、OKなら、それが マスターパターン となり、量産につなげます。
この時点で、”没”になる可能性はあります。
○ 仕様書 を作成します。仮の商品ナンバーは正式なナンバーに変わります。
デザイン画による説明・注意書きの他、ひとり分の用尺、全員分の用尺等の計算。資材の発注状況。芯貼り箇所、テープ貼り箇所。ネーム類の付け位置。タグ・吊り紐の長さ付け位置・付け方。各色による副資材の色番。ファスナー等の色番。各サイズによる出来上がり寸法。芯地の接着温度と時間。など それに大事な加工賃が、小さく・・・
参考資料仕様書、アパレルリアル塾
○ 生地用尺の計算は? 9号サイズで、出せばいいってものでもありません。複数取りをする時には、計算を慎重にやってください。割って掛ければよいわけじゃ〜〜ありません。
○ パターンが決まりましたら、それの サイズ展開 をしていきます。
マスターパターンが9号だとしますと、それを元に7号・11号・13号とグレーディングしていくわけです。
全て手作業でしたが、今はCADで、やってくれる会社もあります。
CAD・CAMは、高額なので、普通の縫製工場にはありません。平成2年ごろ熊本のラ・モ□ドに導入された時に4000万円と新聞記事がでてました。今は1500万円(中古?)くらいだとか?
ボトムでしたら、手作業の方で、充分OKと思います。
その後、 各色・各サイズ でさらに、サンプル作成します。
○ 量産の場合、依頼する工場に 資材一式 と、 パターン・仕様書・縫い見本 を用意します。糸は工場持ちがほとんどなので、よほど特殊な糸を使用しないかぎり、必要ありません。ステッチ糸にこだわるなら、糸指定もできます。
工場は、まず、いきなり量産に入るわけではなく、まず、1枚 先上げ と言う形で縫ってみます。この時、 工程分析 を行います。
先上げをメーカー(依頼主)に 検査 してもらいます。各社のチェック表にて、検査を行い、進行OKか、だめならもう1枚縫います。
○ 生地はいいとして、 資材発注 はなかなか大変です。
伸び止めテープの用尺計算から、カード吊り等の細かなものまで手配していかなくてはいけませんので、ひとつでも見落としがあると、工場生産の作業日程がくるってしまいます。慎重に進めなくてはスムーズに作業がはかどりません。
○ 生地の入手方法 として、インターネットで売っているところもありますので、見本を取り寄せてみてもいいと思います。
これは、内緒なんですが・・・工場なんかに結構眠っている生地がありますので、工場さんと仲良くなると、いい生地が安く手に入ります。
★☆★ ここまでくれば、後は工場の流れにのせるだけです。
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4) ファッションアパレルサンプル縫製手順
○工場で量産する前にあらかじめ試作してみます。生地の特性もありますのでイメージ通りにサンプルが仕上がらない時には、没・・・という事になります。
○ ファッションアパレルサンプルの効果的な作り方
多くの工場でのサンプル作成は熟練者が加減して、何のクレームも来ないようにきれいに仕上げて納めているようです。しかし、その量産品を縫うのは、しっかりした基礎も修行もしてない工員です。縫製工は部署・部門に関しては上級スキルの人より早くてきれいですが、全部を賄える事ができません。
熟練者に全てを任せてきれいに仕上げた方がいいのか?工場の部署ベテラン者総員で仕上げた方がいいのか?
○ サンプル縫製手順 (詳細はアパレル道場・縫製塾で・・・)
◎ 仕様書によるデザイン確認
◎ 資材が全て揃っているか
◎ パターンに不備はないか?
◎ 工業用パターンであるか(表・裏・芯等) 修正が必要か
◎ 生地巾の確認と着分の用尺算出・・・柄あわせを要する時の柄ピッチ
◎ サンプルを作成する生地は用尺がとれるか?
◎ 生地縮みの実験・芯貼り等による縮み芯ののりの噴出し
◎ マーキング
◎ パターンの地の目指示を確認 適切であるか?
◎ 縮む生地の場合収縮率による荒裁ち寸法の算出
◎ 裁断
◎ 実裁断でいいのか
◎ 裏地・芯地用尺出し・・・サンプルの場合と量産の場合の用尺出しの違い
◎ 芯貼り テープ貼り
◎ プレス機の温度・接着時間・縮み・色の変化・生地の不具合(かさだかさがなくなる)
◎ 縫製
◎ ミシンで縫える生地か・・・対処方法
◎ 部品作り・・・・どのようはアタッチが必要か
◎ ボタンホールの時期
◎ まとめ・・・手まとめに要する時間
◎ 仕上がり・・・縫いしかみ等
◎ 寸法チェック
◎ パターンのチェック・・・接寸法が合わない等
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5) サンプル制作等参考料金
調べているだけなら、他のサイトの料金を参考ください
著者が受けるならこれくらいないとやってけないと思う料金になります(今は受けられません)
トップ・ボトム等単品
ファーストパターン作成16,000円 トワル作成8,000円 サンプル作成16,000円
ジャケット・ブルゾン・ラグランコート等アウター上衣
ファーストパターン作成24,000円 トワル作成12,000円 サンプル作成24,000円
コート・トレンチ・オーバー等 重衣料
ファーストパターン作成30,000円 トワル作成15,000円 サンプル作成30,000円
その他 各色サンプル等 上記準ずる
パターンカット料金別途
工業用パターン変換料金別途
加工出しの必要なもの手間料金加算
用尺出しの料金別途
通常作業より手間のかかるものの料金別途
仕様書作成料金別途
その他、手数料、送料、消費税など
【補足】
縫い代付きカット済みのパターンで渡すように。
☆表生地・裏生地・芯地・ファスナー・ネーム類等資材は全て揃えておく。
単なるサンプル作成なのか・・・工場で量産を仮定してのサンプルなのか・・・用尺は出さないといけないのか・・・パターン修正が必要か等により料金が異なります。事前に伝えておくこと。
☆デザイン画でのサンプル作成もできますが、デザイン画に注釈を書き入れてわかりやすいようしておきます。
あくまで、著者の見解です。確定ではありません。責任も持ちません。親切で書いてるだけです。 |
6) 工場生産縫製手順
1) 到着資材を確認する
主になる生地が早く到着しても、裏・芯が来ないと裁断に取り掛かれません。表地の放反の必要なものは、早めに解いておきますが、長く放反すると、しわになって延反できなくなりますので、時間をみながら取り掛かります。
副資材の確認は必ずします。特にネーム類は後付けは辛いです。
2) 見積用尺
仕様書に記入してある用尺に入れば問題ないのですが、例えば9号サイズで用尺出しをしてあると、それより大きいサイズは用尺不足になる可能性がありますので、確認しておく必要があります。
3) パターン修正
生地の特性によりパターンを修正する。縮絨の大きいものとか、部分的に収縮率の異なるものは、修正パターンだけでは寸法の確保が難しい時がある荒裁ち用のパターンを作る必要があります。
4) マーキング(型入れ)
指図書に指示してある場合にはそれを参考にしてマーキングします。
基本的に一方方向でマーキングします。
毛並みのあるもの、柄があるものは、方向を間違えないようにする。
差し込みでいいものでも着分は必ず同じ方向でマーキングする。
5) 用尺計算確認
マーキング後、確実な用尺計算をする。
反ごとに取り枚数を計算する。
反違いはタブーです。
6) 延反
放反の必要なものは前日に解いておく。
延反後に一晩放置する場合もある
7) 裁断(表地・裏地・芯地)
副資材を先に裁断すると、数の変更の可能性があるので、主になる表地を先に裁断する方が、無駄がないようですが、指定枚数の時には副資材を先に裁断しておくと、芯貼り、部品作りに裁断しながら入ることができる。
8) 芯貼りプレス
温度、圧、時間をセットして、試してみる
9) 裁ち合せ裁断
同じ反でも収縮、伸縮率はばらばらです。
縮絨するものは荒裁ちをする事は必須です。
荒裁ち後、芯貼りのあるものは必然的に芯はりプレス機にかけるので、固定された状態の生地となります。芯張りのないものでも、一度”から通し”します。同じ大きさに裁断した布が、どうでしょう重ねたらみんなばらばらの大きさになる場合があります。その後1日放置して重ね直し、再度本裁ちします。
10) テープ貼り
種類がいろいろあるので、用途に合わせて最適なテープを選ぶ。
薄い生地は透けるので、表に返してテープの色移りがないか確認する
縫代にかけて貼るのか?外して貼るのか?表側に貼るか?裏側に貼るか?
11) ロック
糸の色と糸調子を調整して試し縫いする。
カーブの裾等、差動を必要とする場合もある。
12) 部品縫い
反違いにならないように仕分けをきちんとする
13) 部分縫い
色の順番を間違えると製品が汚くなる可能性があるので、色ごとにするか、サイズごとにするか?申し合わせておく。
14) 組み立て
色ごとに、縫い上げていくか、サイズごとに縫い上げるか?
15) まとめ
手仕事は時間もかかるので、外注に出す場合もありますが、急ぐものはラインの中でします。手仕事の出来る人が日本に少なくなりました。
16) 仕上げ
工場内でプレスをする時には、プレス後下げ札、カード類をセットする。
仕上げプレスが、納品先の場合、下げ札類をセットしておく。
17) 検査
製品の検査は、検査票があれば、その項目に沿って行います。「段違い」「ステッチ忘れ」「ミシンの目飛び」「ネーム付け漏れ」等。縫製ラインでは、縫い針を使う事はありませんので、検針器を使う必要はないと思います。手内職でも使用針の本数は最小限のものですが、一応は検針器を通した方が無難でしょう。
18) 発送・納品
検査後発送するわけですが、プレスをどこで行うかになります。本当は販売店舗の近くでしたほうが、輸送コストも途中のトラブルもなくていいのですが、田舎のプレス工場で仕上げプレスする事が多いみたいです。
プレスを済ませたものはハンガー輸送。そうでないものはダンボール梱包となりますが、到着した時にプレス仕上げが楽に出来るように、しわにならない状態で到着できるように最適な梱包をします。
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7) 工場の量産できれいに仕上げる方法 ファッションアパレルの量産とオーダー製品の違い
オーダー製品
(注文服・オーダーメード)
の裁断方法 |
実物裁断はパターンなし、平面裁断はパターンにある程度の縫い代を多めに付けて裁断し1枚ずつ正確にきりびで出来上りに印を付け仮縫いする。
用尺が多めにいる。
個人専用なので、パターンの使い回しができない。(一度しか使わない場合が多い)
多めの縫代ではすっきりした仕上は、難しいが、逆に補正がきくので、体型に合った仕上げが望める |
工場量産品
(既製品・レディーメード)
の裁断上の注意点 |
予め緻密に計算されたパターンで1mmの狂いもなく裁断してこれまた1mmの狂いもなく縫い代を確保して縫製する。
計算どおりの寸法確保が必須です。
縫代を極力少なくしているので、用尺が少なくてすみます。
専用オペレーターと、少ない縫代はシルエットをきれいに出してくれます。 |
工業用パターン |
・ 工業パターン・工業用パターンであるか?
・ パターン修正箇所の理解
・ 生地の特性によりパターンを修正する。
◎ 工場サイドの立場でパターン修正を行う。
◎ ファーストパターン、マスターパターンはそのままでは使えません。
◎ 生地の特性を考えてパターンを修正しないときれいな出来上りにはなりません
◎ 紙の上での長さが合えば良いってわけではありません。
◎ きめの細かいパターン作りは、時間と料金が係るかもしれませんが、工場量産で早くきれいな仕上がりを望まれるなら、修正パターンをおすすめします |
用尺の出し方 |
・ 用尺計算が適切であるか? |
裁断 |
・ 裁断機使用可能な生地か?
・ 延反機は使えるか
・ 生地の方向性 裁ち縮み 放反
・ 柄合わせの場合重ねて裁断できるか・・・柄ピッチは同じか
・ 重ねずれとかないか・・・あるときの対処方法
・ このようにしたら生地同士がかみ合ったり、絡み合ったりしません |
工程分析表 |
・ 作業工程を表にして(組織図みたいな)一工程の時間を割り出して総まとめして製作時間を算出します。
・ 工程を全て理解している人が完全裁断の断品を仕分けから1着分引き抜いて(もしくは1着分のみ裁断して)1工程ごとに秒単位で記録員が時間を計ります。(例えばファスナー付け60秒とかベルト付け100秒とか)それに付随する時間を考慮して割り出すわけです。
・ 1日の上がり(出来上がり)枚数の予測ができます。しかし、同じパターン・デザイン・ロット・サイズでも素材によっては扱い方がかなり難しくなってきます。予想時間の2倍どころではありません。どこかでつまずいて初日に1枚も出来上がらない場合もあります。
工程分析表どおりにはいきません。
ちなみに著者は、工程分析表を工場生産で書いたことはありません。なぜなら、目まぐるしく品番切り替えの少ロット多品種のウチの工場では、工程分析表を書き終えるころには、当該品番が終了してしまっているからです。ほとんど感で縫製ラインに流してました。汗”
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縫製機器の
作業場における
レイアウト |
・ 縫製プロセスにより、ミシン、アイロン等の配置を適切にレイアウトしておくと効率よく作業がはかどる。
・ キャスター付きの移動式ミシンにしておくと配置換えがらくです。
・ まとまった量産ならレイアウトを変えた方が良いに決まっているが、小ロット多品種にあれこれ論議をしてレイアウトを変更しても時間のロスになる場合もあるので、レイアウト変更すべきか?スタッフが動いた方が早いか?瞬時に検討する。
毎日配置換えでは、たまりません |
ミシン |
・ ミシンのアタッチメント等の確認と動作確認、生地が対応できるか
・ アタッチが使用不可能な場合どうするか
・ 特殊アタッチを交換する時間と手間 (各自するのか業者に任せる?) |
アイロン |
・ アイロンの蒸気による縮みもしくは伸び
・ アイロン当たりがある場合の対処の仕方・工夫
・ 特に注意を要するロック当たり |
糸 |
・ 糸の特性を理解する
・ (フィラメント糸・スパン糸・ストレッチ性の糸・スパンとフィラメントを合体させた糸)
・ 生地の特性を理解する
・ 例・・・縦にはまったく伸びがないのに、横伸びが大きい時の糸の選び方
・ 縦縫い・横縫いに分けて糸の種類を換える |
縫製 |
・ 役割分担で、得意とする部署を受け持つので安定した品質の製品が出来上がる。
・ 知識より経験・感性がものをいう・・理屈が分らなくてもOK
・ 量産品の場合、秒単位で生産高を割り出しますので |
仕上げプレス |
・ 専門アイロンとか、プレス機、仕上げボックス等で完璧な仕上げをする。
・ 仕上げの後は袋掛け、ハンガーに吊るして搬送する。 |
輸送 |
・ 輸送用のトラックもハンガー掛けで運ぶので、輸送コストも一般荷物より高い。
・ 夜間仕上げ、航空便輸送も常である。田舎は辛いところである。
(そんなに急ぐ必要があるのか疑問だが・・・)
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8) 製作に必要な工場の設備 一例
◎ 広い作業場
◎ 広い裁断台
◎ 工業用ミシン
◎ 本縫いミシン
◎ ロックミシン
◎ スクイ縫いミシン
◎ 自動アイロン
◎ 広いアイロン台
◎ 仕上げうま
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9) アパレル道場・縫製塾の紹介
プロの技術と設備があなたの製品作りにご利用できます。
縫製工場のパターン修正ですので、初心者でもそのまま使えます。
工場の設備がそのまま使えますので、パターンを起こしたその場で裁断・縫製OK!!
新企画品の試作品・サンプル作りにご利用ください。
企画、デザイン、パターン、資材、裁断、縫製、まとめ、仕上げ
・・・・オリジナル仕様書を作成しました。
アパレル縫製塾にて無料配布中
参考資料仕様書、アパレルリアル塾にて配布中
補足項目
仕様書作成枠データ 普通にワード・エクセルにてデータ表作成
もちろん手書きでもいいですが・・・
パソコンで作った方が自分用ブランド用に変更・改造やりやすい
仕様書作成、手書き記入、 枠データに縫製仕様書手書き記入
現場では印刷の文字より手書き文字が見逃しがありません。
用尺計算 表地・裏地・芯地・テープ類
パターンが揃っていて、生地巾が確定していないと用尺計算はできません
工業用ダイレクトミシンを体験できます
自動糸きり、自動返し、速度調整等付いていますが巻き込む危険のあるベルトはありません。
初心者でも簡単に使えるミシンです。高価ですが、一生ものですので、その分働いて返してくれます。
高速回転4500回/分ですので、ストレスがないし、厚物縫いのパワーも充分です。
底には溜めない自動給油ですので、油が漏れる心配はいりません。毎日、油を差す手間がいりません |
10) 縫製工場にサンプル作成・量産を頼む時の注意点
縫い代つき工業用パターン
プリーツ・フレアー・ドレープを要するものは割高。
ファーストサンプル作成 スカート・パンツ他・・・生地・資材全て揃えてください
工場では、工業用パターン マスターパターンから左右同型でもそれぞれ展開して作る。
表地左右用・裏地左右用・芯地用・その他工場のレベルに合わせて修正していく
工場ごとに独自のやり方があるので、必ず生産の現場の声を重視すると早くてきれいな製品が出来上がる。
グレーディング 全体むらなくのサイズピッチなのか、部分ピッチなのか、共有できるパターンはあるのかを分かるようにパターン記入しておくと裁断がやりやすい。
各色・サイズサンプル 資材を揃えていただくと縫製サンプル出しをすると早くできます。
用尺計算、加工出し、パターン修正・カットを要するものは加算
アパレル 工業ミシン 工業用パターン 型紙パターン作成
詳しくは、アパレル道場 縫製塾へ |
▼ 著作権について
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当アパレル道場に遠方から学びに来られる生徒さんの研修後のお役に立てば忘備録として残しています。
個人での資料として参考されることはかまいませんが、工場、教室、お店、アパレルメーカー等でのこのサイトの内容を無断で借用・転用等で使用するのはやめてください。
使用時は 許可は必ずとってください。その場合特に著作権料をいただくつもりはございませんが、状況によっては、発生する場合もありますので、ご注意ください。
無断使用が発覚した場合、しかるべく処置をとらせていただきますので、ご了承ください。著者 |
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